Episodes

Sunday Mar 24, 2019
『子供が育つために必要な三つのこと』大倉 信 師
Sunday Mar 24, 2019
Sunday Mar 24, 2019
以前、ニュースで子供達の学力が過去よりも随分と下がっているというようなことが報道されていました。中でも適応能力というものが低下していると言います。適応能力とは状況に適応して問題を解いていく力です。
この問題は受験のテクニックだけでは解決できないものです。そして、お分かりのように世の中、そのような問題ばかりで満ちているのです。私達の世界のほとんどの問題はAかBかという解答法だけでは解けない問題です。
それはあらゆる角度から、目に見えない解決方法を頭の中で想像して答えを導かなければなりません。激しく変化する世界で、持っている基礎学力をどのように現実の生活と必要に適応させていくのか、このことを私達は子供達に教えなくてはなりません。

Sunday Mar 17, 2019
『 結婚とは(その2)』大倉 信 師
Sunday Mar 17, 2019
Sunday Mar 17, 2019
男は大きなこと、勇ましく思えることを追いかけます。フットボール・ファンは圧倒的に男性が多いでしょう。フィギュアスケート・ファンは圧倒的に女性が多いでしょう。私が羽生君の追っかけをしていたら皆さん、引きますでしょう。このことは女性は優雅なこと、調和のとれたこと、包まれること、安心すること、すなわち愛されることを望んでいるということのあらわれではないでしょうか。
しかし、男は勇ましくありたい、勝ちたい、大きくなりたい、力を得たい、結果を残したいと思います。そんな男にとって彼らが生きるために必要なのは、そんな男をリスペクトしてくれる存在なのです。

Sunday Mar 10, 2019
『結婚とは(1)』大倉 信 師
Sunday Mar 10, 2019
Sunday Mar 10, 2019
結婚」という言葉をグーグルで画像検索しますと、タキシードを着た花婿とウエディングドレスを着た花嫁の写真ばかりが出てきます。仕事柄、結婚を控えたカップルと結婚前のカウンセリングをする際、結婚式や新婚旅行についての話はよく聞きますが「結婚ってそもそも何ですか?」と質問するカップルはいません。
水を差す気持ちはありませんが、結婚式や新婚旅行は長い結婚生活の一日、もしくは数日のことであり、最も大切なのはそれ以降の普通の日々だと思うのですが。
夫となる人、妻となる人の間で「結婚に対する共通理解」がなければ、遅かれ早かれ食い違いというものが生まれ、時に大きなチャレンジに向き合うことになります。皆さんにとって結婚とは何でしょうか?お考えになったことがあるでしょうか。

Sunday Mar 03, 2019
『家族とは』大倉 信 師
Sunday Mar 03, 2019
Sunday Mar 03, 2019
おそらく家族とは、私達の人生において互いに食事をする機会の最も多い人達です。この家族の食事のシーンというのは日本の映画やドラマでも定番の風景です。そして、その食卓の風景は今日の家族の姿というものを明らかにしています。
例えば映画「寅さん」ではその食卓の風景は真ん中に食卓があり、そこには父母がおり、また祖父母、それを囲むように子供達が座っていました。この形は高度成長期まで多くの日本のホームドラマに見られた光景です。
今から36年前の1983年に森田芳光監督の「家族ゲーム」という映画の中では親子が横一列に並んだ食卓の光景が描かれ、対話なき家族の姿が示されました。
さらにその15年後の1998年にNHKが2500人の児童を対象に食卓の風景の絵を描かせたところ、なんと三分の一が独りで食べる絵を書きました・・・。

Sunday Feb 24, 2019
Sunday Feb 24, 2019
もし今日、「この$1のくじは当たり券であって、これを買うならば、あなたの口座には30億円が入ってくるよ」と言われれば、そして、本当にその話が事実であるならば、それを$1出して買わない人はいないと思います。「えー、$1出すのはモッタイナイ!」と言う人や、「どうしようかな、一晩考えさせて!」と言う人はいないと思います。私たちはスグに1ドルを差し出すでしょう・・・。

Sunday Feb 17, 2019
『愛には制約がある』大倉 信 師
Sunday Feb 17, 2019
Sunday Feb 17, 2019
世界的に有名な隈研吾という日本人建築家からとても興味深いことを教えられました。彼は日本のみならず世界数カ国で同時に仕事をしている世界的に有名な建築家です。東京オリンピックに向け、新国立競技場も彼によって設計され、現在、建築されています。この方の仕事の流儀というものがとても興味深いのです。
一つの土地に何かを建築する時に、当然そこには敷地面積、周りの環境、建築素材、予算などさまざまな制約があります。しかし、彼はその制約を「創造の源」としてとらえているというのです。その制約があるからこそ、そこに深い考えが生まれ、工夫が生まれるというのです。彼はそのインタビューの中で、「もし予算や敷地に制約がなかったらどうしますか?」と尋ねられ、「制約がなかったら制約を探しに行きます。まさに宝ですよ、制約は」と答えています。

Sunday Feb 10, 2019
『神(God) と神々(gods)との違いとは?』大倉 信 師
Sunday Feb 10, 2019
Sunday Feb 10, 2019
紀元50年頃にパウロがギリシアのアテネで語った言葉です。
『この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、26また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。(使徒行伝17章24節‐26節)。
この時、パウロは何を見ながらこの言葉を語ったと思いますか?答えはメッセージの中で・・・。

Sunday Feb 03, 2019
『神の前に静まる』大倉 信 師
Sunday Feb 03, 2019
Sunday Feb 03, 2019
皆さん、神様の存在を信じていますか。今、私達は礼拝を捧げているのですから、ここにいるほとんどの方は神様を信じていることでしょう。しかし「信じている」ということと「信じていることに基づいて生きている」というのは全く異なります。
私達はどれぐらい自分のことを知っているのでしょうか。もっと言いますと自分の限界をどれぐらい私達は知っているでしょうか。自分が依存しなければ生きられないということ、自分がどんなに間違いを起こしやすい存在であるかを私達は知っているでしょうか。
神はそんな私達の対極にあるのです。このお方に限界はなく、このお方は唯一無二、何かに依存しなければならない存在ではなく、完全に独立しているお方であり、このお方に過ちというものは一切、ありません。私達はこのお方を「信じている」と言っているのです。
それでは、なぜ、このお方のみ声をまず聴こうとしないのでしょうか。なぜ、このお方を第一としないのでしょう。このお方を第一にして生きることこそが、人たる者にとって最善の生き方であるのなら、なぜ私達はそうしないのでしょう。
この一時間を神様に捧げるよりもあのこと、このことをしておこう。神様は私達がその一時間で仕上げることを一秒でできることを知っていますか。私達が一時間かけて作り上げたものを一秒でなきものとすることができることを知っていますか。
それが対人関係に関することであるのなら、私達は自分が恐れている人にどうやって向き合おうかとあれやこれや、延々と思い巡します。しかし、その時にその人の全てを神様が掌握していることを知っていますか。それなら、なぜ、このお方が語られることを私達は聞かないのでしょう。
人生の秘訣はまず神を第一とすることです。自分が語る前に、神の御声をまず聴くことです。これに勝る秘訣はないのです。

Sunday Jan 27, 2019
Sunday Jan 27, 2019
寄留者とは「仮の場所に住んでいる人」ということです。私は先週、池袋の安宿の一室にいました。スーツケースを一つだけ持って、そこにやってきました。その宿に四泊して帰ってきました。ですから、それは明らかに旅であり、私はしばし東京という町に寄留したのです。
同じように聖書は一つ所に80年住んでいても、私達は旅人であり、私達は仮りの場所に住んでいるのだと言います。そうです、少しばかりそこに留まる日数は多く、荷物も多いのですが、この地上での人生も借り宿なのです。

Sunday Jan 20, 2019
『権威のもとに生きる幸い』大倉 信 師
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
2006年3月11日、アトランタの裁判所で強姦罪で起訴され審理中だったブライアン・ニコラスという男が法廷で警官から銃を奪い裁判長ら3人を射殺して逃走した事件がありました。
彼は逃走したアトランタ北の住宅地で26歳のアシュリー・スミスさんに銃をつきつけて部屋に監禁しました。彼が数十分前にしたことを考えれば、人質となったスミスさんに何が起こるのか、私達の脳裏には最悪のことしか思い浮かびません。しかし、事は私達が想像するものとは全く違ったものとなりました・・・。